さかなさんですどうもこんにちは!
今週は2023年4月の読書記録です。
この頃は引き続きデザインの勉強と、いわゆる「名作」を読んでみたくて色々と手を出してましたね。
名前だけ知ってる「名作」は実際に読んでみると
本当はこんな話だったの!?
となることが多くて楽しいです。
おすすめの名作・童話系教えてください。
Robin Williams 著『ノンデザイナーズ・デザインブック』内容と感想
基本を守るからこそ基本を破ることを楽しめる。
デザインの4つの基本原則の意味、そして使い方を初心者向けにレクチャーする本。
さすが『初心者におすすめのデザイン本』で必ず名前が挙がるロングセラー…!!
豊富な例とともに
「これだけはするな」
「やるなら思いっきりやれ」
と何度も何度も言われるので、もう忘れようと思っても忘れられない気がする(笑)
基本を守るからこそ基本を破ることが楽しめる。デザインを楽しもうと思った。
青山 美智子 著『お探し物は図書室まで』内容と感想(オーディオブック)
思いがけない選書と羊毛フェルトのおまけつき
悩みを抱える人々がふと立ち寄った公民館の図書室。
そこには思いがけない選書と羊毛フェルトの『付録』で背中を押してくれる、不思議な司書さんがいた。
流石に色々とうまく行きすぎだろ!
…と思わなくもないけど、それはそれとして良い話だった(笑)
そっと背中を押してくれて、ほっこりと優しい気持ちになれる連作短篇集。
各話の主人公の「その後」を次の話で垣間見れる構成大好物なんだよなぁ…良き…
ところで司書さんのビジュアルが銭天堂の紅子さんで脳内再生されるの私だけじゃないよね??
J.M. バリー 著『ピーター・パンとウェンディ』内容と感想
大人であるはずの作者がどうしてこんな本を書けたんだ。
いや…すごい本だった…。
ピーターパンってあらすじしか知らなかったんだけど、よく聞く「永遠の子ども」ってピュアな存在のことだと思ってたんだよ。
「子ども」というより「天使」みたいな。
全然そんなんじゃなかった。
無邪気で、独りよがりで、残酷で、情け容赦なくて、未来にも過去にも興味がなくて、そのくせ繊細で傷付きやすい。
そういう「子ども」をギュッと凝縮した存在。それがピーターパンだった。
大人であるはずの作者がどうしてこんな本を書けたのかとても不思議。
もう飛べない大人になってしまった人たちに、最終章の切なさをぜひ味わってみて欲しい。
文句なしの名作でした。
さかなさんはドラマとかに出てくる「子ども」がどうしても嫌いなんだけど、こういう子どもの残酷な面を無視して
「大人にとっての理想的な子ども」
として描かれてるからかもしれないな〜って思ったよ。
それこそ天使みたいにピュアに描かれがちだよね。
確かに「こんな子どもいねーよ」感はあるかも…
まとめ:
というわけで2023年4月はオーディオブック1冊、紙の本2冊の計3冊でした!
先月との落差!!!
先月10冊読破した反動もあり、なにより上の子が小学校入学したのが大きかったんでしょうね。
本読んでる場合じゃない1年前の自分が目に浮かぶようだ。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
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おしまい
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