さかなさんですどうもこんにちは!
2021年12月、いよいよ仕事を退職してフリーランスになりました!
往復3時間の通勤がなくなるからオーディオブックとか全然聞かなくなるかな??
と思ってたんですが、ところがどっこい主婦には3時間以上の家事という耳暇タイムが用意されていたのでした。
おかげで家事タイムも楽しく過ごせています。
ありがとうオーディオブック。
そんなわけで12月はオーディオブック4冊、紙の本5冊の計9冊です。
自己啓発にファンタジーにミステリーにドキュメンタリーにと相変わらずジャンル入り乱れてます。雑食!
⇩家事時間を読書時間にできるオーディオブック、とってもおすすめ
>>audiobook.jp公式サイト知念実希人著『仮面病棟』内容と感想(オーディオブック)
どんな本?
主人公である医師が当直バイトで勤務する療養型病院に、突如ピエロの仮面を被った強盗犯が現れる。
強盗犯は自分が撃った女の治療を要求し、そのまま病院に籠城。
病院の院長、当直の看護師2名、そして自らが治療した女性と行動を共にするうち、主人公は病院に隠された秘密を知る。
果たしてその秘密とは?犯人の目的は?主人公たちは無事に病院を脱出できるのか?
現役医師が書く<本格ミステリー×医療サスペンス>
映画化もした話題作です。
なぜ読んだ?
audiobook.jpにて。読み放題対象。
前に読んだ別の本のレビューに
「仮面病棟の解説に『この本を読んで東野圭吾のとある著作を思い出した』と書かれているが、その『とある著作』こそがこの本のことだ」
みたいなことが書かれていて、気になってたんよね〜。
読んでみてどうだった?
うーん……序盤〜中盤の、主人公とヒロイン(主人公が治療した女性)の行動がキモすぎて…ちょっと…(笑)
急に下の名前で呼んだりいい雰囲気になったりチューしたり…いやあなたたちここは病院で今監禁中ですけど?となってしまう^^;
主人公も犯人も行動が短絡的すぎてイマイチ感情移入できないしうーん。
一応、終盤にはうーんってなったところも理由あってのことだというのが分かるので、あるいはその違和感も狙ってのものなのかもしれないけども。うーん。
あと、私はオーディオブック大好きだけど、これに関しては紙で読むのがおすすめ。
終始ピエロが耳元で怒鳴ってくるのでとてもうるさかった(笑)
稲垣 栄洋著『生き物の死にざま』内容と感想
どんな本?
先月の読んだ本まとめで紹介した本の、第一弾の方。
生き物がどのように生き、そして死んでいくかを描くドキュメンタリー。
なぜ読んだ?
第二弾が文句なく面白かったので!
読んでみてどうだった?
第二弾の方よりも擬人化が強かった気がする。
情感たっぷりに描かれる生きものの生き様と死に様。
やはりとても良かった。懸命に生きようという気持ちになる。
なお、『蚊を叩き潰す』のがとんでもなく極悪非道な行為に思えてくること請け合いです(笑)
デイル・ドーテン著『仕事は楽しいかね?』内容と感想(オーディオブック)
どんな本?
副業界隈では有名な自己啓発本。
大雪のために空港で足止めされた夜に、とある老人が「私」に自己変革の秘訣を語る。
なぜ読んだ?
audiobook.jpにて。読み放題対象。
副業界隈でよくおすすめされているので、読んでみたかった。
読んでみてどうだった?
「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」
というのがまさに私のスタイルと合致していたので、
え、いいの!?ほんとに!!!???
ってなった。こういうの嬉しい。
自己啓発書は何冊か読んだけど、この本は今まで読んだ本とは「成功」のスタイルが違う印象。
「目標は立てるな」
「多くの人は他人を凌駕しようとしているつもりでその実、他人と同じような人間になろうとしている」
などなど、目から鱗なことがいっぱいあった。
自己啓発書を何冊か読んでみたけどいまいちしっくり来ない、行動に落とし込めない、という人は試しに読んでみるといいかも。
合う人にはすごく合うと思う。
戸田 智弘著『ものの見方が変わる 座右の寓話』内容と感想(オーディオブック)
どんな本?
audiobook.jpにて。読み放題対象。
世界の様々な寓話(イソップ物語、民話、古典、逸話などなど)を集め、その解釈を紹介する本。
紹介される寓話は77個。
なぜ読んだ?
寓話って大好き!!
オーディオブックの読み放題対象でたまたま見つけて、即ダウンロードした!
読んでみてどうだった?
一般的な解釈だけじゃなく、著者独自の視点や、場所・時代等によって変わる解釈なんかも紹介してるので、物事を多角的に考えられて面白い。
これ読んでから日常生活で
これはまさにあの寓話の状況…
って思い出してフフってなったりするようになった。読んで良かった(笑)
これはもう一回読もうっと^^
水野 学著『センスは知識からはじまる』内容と感想
どんな本?
著者は「くまモン」の産みの親であるデザイナーさん。
センスは生まれついてのものではなく、知識の蓄積であるということを一冊をかけて説く本。
なぜ読んだ?
センスが無さすぎることに悩むさかなが
ちゃんと勉強すればセンスを後天的に身に付けることだって可能な筈だ!!
と腹を括ってデザイン関連の書棚に向かって、そこでこのタイトル見付けたらそりゃ買うでしょ!?
読んでみてどうだった?
どうしてセンスは「才能」じゃなく「知識の蓄積」であると言えるのか。
著者がいかに「生まれつきの才能」ではなく「知識」を活用してデザインの仕事をしてきたか。
そういったことをほぼまる一冊かけて説いてます。
デザインを決めるときの思考過程が知れて面白い。
確かにデザインは「知識」から生み出されているんだと納得できる。
実際にセンスを磨くためにはどうしたらいいかということも書かれてます。
簡単ではないけれど、やってみたいな。
うーん、これもデザインの勉強始める時にもう一回読もう。
藤吉 豊,小川 真理子著『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』内容と感想
どんな本?
タイトルの通り、文章術について書かれた本100冊のエッセンスを抽出して紹介する本。
「より多くの本に書かれていた」順でランキング形式になっているのが特徴。
なぜ読んだ?
副業、ブロガー界隈で話題になっていたのでとりあえず読んどくかなと…。
ミーハーだな。
読んでみてどうだった?
「より多くの本に書かれていた順」で抽出したらまぁそうなるよね、と思うけども、超初心者向けです。
半年以上文章を書く仕事をしていて、ある程度自分の文章の型ができてる人が読んでも得るものは多くはないと思う。
復習という意味ではいいかも知れないけど。
文章なんて全然書いたことないです!って人が最初に手にする本としては良いかも。
J.K. Rowling著『ハリー・ポッターと賢者の石』内容と感想
どんな本?
今さら私が説明するまでもない世界的大ベストセラーですね。
ファンタジーの金字塔。
なぜ読んだ?
流行った当初2〜3巻ぐらいまで読んだんだけど、いかんせん世間が盛り上がりすぎると盛り下がってしまう性質なもんで、そこで読むのやめちゃったんですよね〜。
鬼滅も同じ理由で見るのやめちゃったよね。
ゆうてあそこまで世界的大ベストセラーになったのはやっぱり面白いからなんだろうなと思って。
改めて続きが読みたくなって。
読んでみてどうだった?
1巻は再読になるので、懐かしく読んだ。
ハーマイオニーといがみ合ってるのとか懐かしすぎていっそ微笑ましいね(笑)
ワクワクするアイテムや世界観といい、クィディッチの迫力ある描写といい、意外性のあるストーリーといい、そりゃ子どもたち夢中になるわ…とため息が出てしまった。
これ発刊したの20年以上前なのか…色褪せないねぇ…。
次巻も楽しみ。
原田 マハ著『総理の夫 First Gentleman』内容と感想(オーディオブック)
どんな本?
42歳で初の女性総理となった相馬凛子の日々を、鳥類学者である夫が日記形式で綴る。
2021年に田中圭主演で映画化もされた政界エンタメ小説。
なぜ読んだ?
audiobook.jpにて。読み放題対象。
原田マハさんが好きなんですよ。
でも政治に疎すぎて『政界エンタメ』が楽しめる自信が全然なくて、しばらく敬遠してた作品。
他に聞くものもないし…ぐらいな感じで聞き始めたらとんでもない、どハマリした。
読んでみてどうだった?
めっさ良かった…泣きそうになった…原田マハにはずれなし…。
長々と語っちゃいそうなので箇条書きにします。
- 凛子さん大好きな夫(日和くん)にほっこりする。
- 総理である凛子さんの魅力たるや!
正義感、リーダビリティ、信念を貫く姿…かっこよすぎ…!!(そりゃ日和くんも惚れ込むわけだ) - ほどよい政治×エンターテインメント。
凛子さんと日和くんが巻き込まれる陰謀、そして黒幕とのバトルはドキドキするよ!! - 凛子さんが政治の腐敗した部分をバッサバッサと切り捨てて前に進んでいく爽快感!!
どうして今の日本にはこういう政治家がいないんですか…?? - 凛子さんが国民に語りかけるスピーチに本気で心打たれます。泣きそうになった。
こんな総理だったらついて行くのに…どうして実在しないの凛子さん…(2回目) - 頼りないばかりに見えた日和くんの、凛子さんを信じて守り抜こうとする姿に心打たれる。
日和くんかっこいいよ…お互いがお互いに出会えて本当に良かったね…。
とこんな感じで、満足度がものすごく高かったです。
結末もとても良くて、もっともっとこの2人を応援し続けたい気持ちになった。
凛子さん、お願いですから今の日本に現れてくれませんか…。
なお、
「こんなのご都合主義だ、実際の政治がこんなにうまくいくわけない!」
みたいな感想を抱きそうな人にはおすすめしません。
エンターテインメント小説です。あくまで。
まとめ:
そんなわけで12月に読んだ本はオーディオブック4冊、紙の本5冊の計9冊でした。
どれか一冊を勧めるなら間違いなく『総理の夫 First Gentleman』です。
単純な私はちょっとだけ政治にも興味を持つことができたよ。ありがとう原田マハさん。
さて1月はフリーランスのお金(税金とか)の勉強をしたいので、そのあたりの本を最低2〜3冊読むのが目標ですかね。
いい本あったらまたこちらでご紹介しますね〜。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
⇩ご意見等はコメント欄か管理人のTwitterまでどうぞ!
おしまい
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