
さかなさんですどうもこんにちは!
平山夢明氏原作の『ダイナー』ってご存知ですか??
日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したことがきっかけで、とあるダイナーで新人ウェイトレスとして働くことになったオオバカナコ。
映画『ダイナー』公式サイトより引用
しかしそこは、客の全員が殺し屋というあまりにも特殊な食堂だった。
そこで王のように君臨するのは、元殺し屋の天才シェフ・ボンベロ。
殺し屋たちが次々と現われ、殺し合いさえ日常茶飯事の世界で、カナコは生き延びるべく奮闘する。
最近ダイナーの原作と映画を立て続けに見まして。
原作と映画で結構違うところもあったけど、



これはこれでありだな!
ってなったのでそのポイントをまとめます!
なんのためらいもなくネタバレしてるので未読・未視聴の方は要注意。
あと、この記事は原作と映画の違いを事細かに説明する記事でもないのでその点もご了承ください。
あくまで私が「ありだな!」ってなったポイントをまとめた記事です。
ごゆるりと半目でご覧下さい^^



ちなみに『ダイナー』は漫画化もしていて、私はこちらも既読ですがさすがに収拾つかなくなるのでこの記事では少ししか触れてません。あしからず!
⇩小説『ダイナー』の感想はこちらの読書記録にまとめてるので併せてご覧ください。


原作ボンベロと藤原竜也版ボンベロ
ボンベロが藤原竜也と聞いた時点で



解釈違いのにおいがする…!!
とは思ってました(笑)
クールで無表情で、でも意外とお茶目なところもあって、カナコの奇行(笑)に思わずクスッとしちゃったりするのが私の原作ボンベロのイメージです。
対する映画ボンベロはなかなかの激情型でしたね。
怒って机ひっくり返したりするのを見て



ボンベロはこんなことしねぇ…!!
なんて思ったりしました。
まぁでもそこはさすが藤原竜也というか。途中から、



これはこれでありだな。
ってなりました。
(原作)ボンベロも若かりし頃はこんな感じだったのかもなぁなんて思ったり。
ボンベロとカナコの関係 −そこに愛はあるんか??−
映画だとやはりこうなってしまうのか。
っていうのが映画のあのシーン見たときに真っ先に思ったことでした。
やはり恋愛関係になってしまうのかと。
私的には、原作のボンベロとカナコの関係はもっと淡白です。
信頼関係はあるけど恋愛関係はないと思ってるので、映画のあのシーンは若干引きました。
…と見た直後は思ってたんですが、映画を見たあとに



もしかしたら恋愛感情もあったのかも…??
っていう目で原作を読み返したら、ひょっとしたら(恋愛感情も)あったのかもしれないという気もしてきました(笑)
ある意味、原作では『見たいけど叶わなかったシーン』でもあるしね!
ボンベロとカナコの関係は信頼関係だと思ってるけど、恋愛展開を期待しなかったわけじゃないのでね!
いいからお前ら結婚しろ!って思った人私だけじゃないよね!?笑
若くてかっこよすぎるスキン
いや、映画スキン若すぎ!!!!
原作スキンはどちらかというとおじさんのイメージでした。
漫画スキンが30代くらいの雰囲気なのでそっちに引っ張られたのもあるかも。
映画スキン、普通にお兄さんでしたね。20代前半くらい?
そして超ド級にかっこよすぎでしたね。
スキンは原作でもかっこいいんですが、窪田正孝(スキン役)の色気が段違いすぎました。
優しさと狂気を孕む演技も最高で、窪田正孝ファンになりそうです。
…それもあって、スキンの結末はマジでしんどかったです。
原作で分かってたのにも関わらずあまりのショックでしばらく落ち込みました。スキンんんん…
ちなみにですが、彼は漫画だと生還します。
スキンの死が辛すぎて立ち直れない人は漫画の世界線に逃亡しましょう。
花が飛び散るグロシーン
なんでダイナーが年齢制限ないの??
って映画見る前めっちゃ不思議だったんですよね。
だって平山夢明氏原作作品だよ??
異常快楽殺人書いた人だよ??
肉片やら脳漿やら飛び散るあの作品になぜ年齢制限がないのか…
と恐る恐る蓋を開けてみたら、グロどころか血しぶきすらなかったです。
変わりに飛び散るのは、極彩色の花、花、花。
こういう演出もあるのか〜って感心してしまいました。
すごく蜷川実花監督っぽいですよね。
多少なりグロを期待して見たら物足りなく感じてしまうかもしれないけど、私はすごく好きでした。
まとめ:
- 藤原竜也版ボンベロは激情型。
- ボンベロとカナコが恋愛関係。
- スキンが若くて色気ありすぎてかっこよすぎる。
- 血飛沫の代わりに花吹雪。
映画版ダイナーは全体的に、



イメージと少し違うけど、これはこれであり!
な映画でした^^
スキンとかキッドとか、見たいシーンはしっかり盛り込まれてたしね!
ちょっと違う世界線の『ダイナー』と割り切って見るのがいいと思います。



ここまで読んで頂いてありがとうございました!
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