無性に
「無条件に男にチヤホヤされたい」
と思い立ち
勢いで乙女ゲームアプリをダウンロードし
「チヤホヤされたくてダウンロードしたのになんで必死こいてイケメンのご機嫌取ってるんだ私は!!!!」
と3日後くらいにアンインストールする
これを大体半年に一回ぐらいのペースでやってます😋
さかなさんですどうもこんにちは!
男にチヤホヤされたくて乙女ゲームをダウンロードするって思考回路がもう間違ってるんだきっと
さて今日は
最近ブログ作業頑張りすぎてちょっとお疲れモードなので
全然頭使わないで書ける記事
最近Twitterで頻繁に呟いているアシダカグモのくーもんとの日々をまとめようと思います!
邂逅
それはあーちゃん(長女、3歳)に毛布を剥ぎ取られた挙げ句に顔面を蹴られて起きた草木も眠る午前3時のことでした
寒いよ〜眠いよ〜あートイレトイレ
トイレから出て寝室へ戻ろうとした廊下に奴はいました
流石にお見せできません。キモすぎて
サイズ感だけお伝えしたかった(あんまり伝わってない)
多分5〜8cmくらい
トイレ行く時いたか?
いやいなかった。
奴はたった今、私がトイレに行っている間に姿を現したのだ
初めて見る蜘蛛だ。ていうかでかい。でかすぎる。家の中に出現していいサイズじゃない。
もちろん手も足も出ない私。
何も見なかった事にして寝室に戻りました。
寝室の前でわざと大きめに足音を立てたら目にも止まらぬスピードで壁の裏に姿を消しました
どんなスピードで肢動かしたらあんなに早く移動できるんだ?
正体判明
それからも奴は現れました
時にはシューズクロークに
時には窓の内側に
時には台所の壁に
毎日のように奴は私達の前に姿を見せました。
いやもうちょっと遠慮しろよ
人間って危ないんだよ?
殺虫剤一吹きで君たち死んじゃうんだよ?
もうちょっと危機感持とうよ、ねえ!
とりあえず一緒に暮らす人(人ではない)の素性ぐらいは知っておきたいと
ここにきてやっと昆虫図鑑を開きました
こいつだ!!
アシダカグモ!!!
命名
図鑑によるとアシダカグモはGを食べるらしい
そう、実はこれが今までアシダカグモを追い出さずに放置していた理由だったのです
怖いけど、もしGとか食べてくれるなら却って家にいてもらった方がいいのかな?と
やはりそうであったか…
他にも、ネットで調べると出てくる出てくるアシダカグモの特性
- 家にいるGを殲滅してくれる
- Gを殲滅し終えたら勝手に出ていく
- 殺菌作用のある毒を持っており、その毒で自分の脚も手入れするので清潔
- 食べ残しや生ゴミの上を徘徊することもない
- 非常に臆病で、人間の気配を感じたら速やかに去る
と、どう考えても人間の害になるところがない
益虫なんですよ!
そこで私はアシダカグモとの共生を決意しました
怖いしキモい。でもお互いを理解し合って一緒に生きて行こうじゃないの。
共生の第一歩としてまずは名前をつけました
その名はくーもん
(ちなみに命名は夫)
その後もくーもんは現れました
でももう怖くありません。
何故ならくーもんはせっせとGを殲滅してくれているのですから!
今日もありがとう!くーもん!!
ちょっと愛着なんかも湧いてきちゃったりして
しかしそんな私たちの関係も長くは続きませんでした…
流転
その日は旦那が夜勤で家にいない日でした
あーちゃんとお風呂に入ろうと、扉を開けたら奴はいました
お風呂場の壁に。のそのそと
お風呂で虫に遭遇するのってなんであんなに怖いんでしょうね。無防備だから?
まじで怖い。無理
しかしもうあーちゃんはお風呂に入る気満々で素っ裸です
ここは母親である私が何とかしないと…
お風呂場の外から脅かしても出ていくわけがない(唯一の逃げ場を人間が塞いでるから)ので
そーっとお風呂場に入り、奥の壁を叩いて脅かして
お風呂場から追い出す作戦を取ることにしました
お風呂場でくーもんと2人きり。怖い。でもここは娘のため…いくぞ……!!!
ドンッ!!!!
次の瞬間悲鳴を上げて風呂場から逃げ出したのは私の方でした
いやもうね、音にびっくりして慌てて高速移動したくーもんの動きがね
怖すぎた。そして気持ち悪すぎた。
それからの私はもうチキンオブチキンでしたね。
子鹿のように震えながらくーもんを(あーちゃんの後ろから)見つめることしかできませんでした。
そう、くーもんは
- 家にいるGを殲滅してくれる
- Gを殲滅し終えたら勝手に出ていく
- 殺菌作用のある毒を持っており、その毒で自分の脚も手入れするので清潔
- 食べ残しや生ゴミの上を徘徊することもない
- 非常に臆病で、人間の気配を感じたら速やかに去る
と間違いなく益虫です。
でもね
それらメリットを束にしてかかっても敵わないぐらい、圧倒的に
気持ち悪い
のです。
あまりのキモさにこれからはくーもんをきーもんと呼ぶことに決めました
お風呂に入るのは諦めました。情けない母親でごめん、あーちゃん…
そして、これから
それからも表向きには私とくーもん…もといきーもんの関係は変わっていません
忘れた頃に姿を見せるきーもん見て見ぬ振りをする温かく見守る私
変わったことはそう、一つだけ…
私が壁と天井を確認してからじゃないとトイレやお風呂に入れなくなったことだけです
きーもん……
早くGの殲滅を終えて出てってね。
お願いだから。
おしまい
追記:きーもんのその後
この記事を書いてから何日か経ったある日
突然夫がこんな事を言い始めました
きーもんのことだけどさ…
うん?
アシダカグモってその家のGを殲滅したら勝手に家から出ていくらしいじゃない?
らしいねぇ
一条工務店って機密性高いからさ、
もし本当は出ていきたいのに出口が見つからなくてさまよってるんだったらどうしよう
・・・・・・
心配する方向性が斜め上すぎません??
しかし夫のこの懸念により
数日後珍しく昼間に姿を見せた際にきーもんは無事家の外に出されました
Gを容易に捕まえるアシダカグモを捕まえるのは容易じゃなかったですけどね
そして晴れて我が家に久しぶりの平穏が戻ってきたのでした。
もうビクビクしながらトイレやお風呂に入る生活とはおさらばです!!万歳!!
・・・・・・・・・
あれおかしいな。目から水が。
きーもん、元気でね
今度こそおしまい
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