永松茂久著『喜ばれる人になりなさい』内容と感想
どんな本?
『人は話し方が9割』で有名な永松茂久氏のエッセイのような自伝のような本。
タイトルの『喜ばれる人になりなさい』は著者の母が口癖のように著者に伝えていたこと。
なぜ読んだ?
本屋さんをぶらぶらしていた時に目に止まった本。
タイトルに惹かれたのもあるし、帯の『読み終えた瞬間、お母さんに電話したくなる本』という煽り文に惹かれたのもある。
お世話になっている人に感謝を伝えたくてたまらなくなっていたその時の気持ちとマッチしたのかも。
読んでみてどうだった?
前半は著者が成り上がるまでのことが書かれてるんだけど、正直「いや自慢かよ」と思う所もしばしば(笑)
タイトルの「喜ばれる人になりなさい」も序盤からかなり頻繁に出てきて
「ここでも母の『喜ばれる人になりなさい』が〜」
「これも母の『喜ばれる人になりなさい』が根底に〜」
と正直くどい!!
多用されすぎてて逆にこじつけに見えてきます^^;うーん^^;
そんなこんなで前半で挫けそうだったんだけど、後半は良かった。
著者のお母さんの、ビジネスへの哲学が好き。
非効率なことだからこそ感動するんじゃない。
人ってね、おもてなしをする側の気持ちってしっかり感じるのよ。『私一人のためにここまでしてくれたなんて』そう思ったときに感動が生まれる。
本文より
いとうとしこ著『売れるキャラクター戦略』内容と感想
どんな本?
コアラのマーチのCMなどを手掛けるクリエイティブディレクターである著者が、キャラクターを“ゾンビ化(生み出されたものの活用されないまま忘れられていく状態)”させないための戦略を伝授する本。
なぜ読んだ?
さかなさんグッズを制作するにあたり、ヒントになりそうなデザインやグッズ制作の本を探していたら同じコーナーに並んでいて目に留まった本。
タイトルを見て
「私のやろうとしてることってひょっとして“さかなさん”の“キャラクター化”なのでは?」
と思い、今後の方向性の参考になりそうだと読んでみることに。
読んでみてどうだった?
思った以上にガチの、企業向けの、キャラクター戦略だった^^;
予算の違いによるキャラクター制作の段取りや、複数のスタッフが関わったり担当者が変わってもキャラクターがブレないためのノウハウが丁寧に解説されている。
もちろん私のように個人でキャラクターを育てようとしている人にも参考になる事がいっぱい書かれてましたよ!
大切なことは、
- 愛されるキャラクターに成長するためには長い時間が必要であると知ること
- ブレずに発信を続けること
- 何より、自身がそのキャラクターを愛すること
キム・チョヨプ著『わたしたちが光の速さで進めないなら』内容と感想
どんな本?
韓国の女性SF作家によるSF短編集。
なぜ読んだ?
定期的に届く兄からのおすすめ本情報により(笑)

読んでみてどうだった?
とても良かった!
設定はSFなんだけど、描かれているのは現在も変わらない、とても身近な、人の心や愛のかたち。
読みながら、なんかこの感覚、何かにすごく似ていると思ったら
星新一作品と読後感が同じなんだということに気付いた。
もちろん内容が同じということじゃないよ。ショートショートじゃないし。
雰囲気とか、根底に流れているものが同じなんだと思う。
ちなみに特にお気に入りは『スペクトラム』と『共生仮説』^^
木暮太一著『カイジ「命より重い!」お金の話』内容と感想
どんな本?
人気漫画『カイジ(福本伸行・著)』を通して、この社会に生きる誰もが知っておくべきお金の仕組みを分かりやすく解説!
マネーリテラシーに関心の高いブロガーや副業界隈でよくおすすめされている本です。
なぜ読んだ?
上記の通り、ちょいちょいおすすめされているのを見かけるので読んでみたいと思っていた所、
古本屋めぐりをしていたら安く並んでいたので即買い。
読んでみてどうだった?
リベ大やなんかで日々マネーリテラシーを高めている我々からしたらもはや常識という内容ですな(`・ω・´)ドヤッ
そして「もはや常識」なんて思っちゃってることに自分のマネーリテラシーの向上を感じたよ…成長したな…!!

いかにも危ない『自称中級』の発言という気がしますけども
とはいえお金に関する勉強なんてしたことない!という方は是非一読して欲しい本ですね!
カイジとリンクしていることもあり、とても読みやすかったです!
特にカードローンを気軽に利用している/利用しようとしている人は必読!!!!
私はカイジを読み返したくなりました^^
以上、9月に読んだ本まとめでした!
10月もいっぱい本読むぞ〜^^



ここまで読んでいただいてありがとうございました!
おしまい




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