さかなさんですどうもこんにちは!
簿記記事第3弾となる今回は、さかなさんの簿記3級合格体験記です。
簿記3級にすれっすれで一発合格したさかなさんの勉強法や勉強にかけた時間を紹介していきます。
さかなさんの簡単なプロフィールと簿記・数字に関するスペックは以下の通り。
勉強にかかる時間等の参考にしてください^^
- 30代半ば。2児(5歳♀、2歳♂)の母。
- 元看護師。現在フリーランス(ほぼ主婦)
- 看護師になる前に理系の4年制大学を卒業している。
- 簿記に関する勉強は全くの初めて。
- 会計や経理の仕事に就いた経験なし。
- 数字にそこまでの苦手意識はない。
簿記に関しては初めてだけど数字には割と強い感じだね。
これらを踏まえて、勉強時間や勉強方法は以下の通りです!
さかなさんが簿記3級合格までにかかった勉強日数&勉強時間
簿記3級のネット試験に申し込んだのが1/5、受験日が1/28です。
申し込んだ翌日あたりから勉強を開始したので、勉強日数は試験当日入れて23日間ですね。
カツカツすぎんか
いや、今年の抱負が『優先順位をつける』だからさ…
だらだら長引かせず一点集中でとっとと終わらせたかったんだよね…
土日は子どもがいて勉強できないので、実際に勉強したのは16日間です。
勉強時間はその日によってムラがあってなんとも言えないのですが、平均すると1日3〜4時間くらいでしょうか。
トータル48〜64時間の計算になりますね。
フリーランスの強みを存分に使って、最後の週は家事終わったらずっと勉強してました。
一応一発合格したさかなさんの簿記3級勉強法
さかなさんは勉強したいことがある時は基本的に書店で参考書&問題集を買って独学です。
さかなさんが使用した参考書
今回使用した参考書&問題集はこちら⇩
買う時に色々調べたところ、簿記3級の参考書にはざっくり次の3つのタイプがありまして。
①もともと勉強が苦手な人向け。(イラスト多めでとっつきやすい)
>>例えば『スッキリわかる日商簿記3級(スッキリわかるシリーズ)』②細部までちゃんと理解しながら勉強したい人向け。
>>例えば『合格テキスト 日商簿記3級(よくわかる簿記シリーズ)』③その中間。ちゃんと理解したいけどあまり時間はかけられない人向け。
>>例えば『みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記(みんなが欲しかった! シリーズ)』私は思いっきり③です。
時間が無限にあるなら②でしっかり勉強したいけど、いかんせんそこまでの時間はかけられません。
なぜなら試験まで23日しかないから。
ということで③の、『みんなが欲しかった〜』にしました。
FP3級の参考書でお世話になったのと同じ、滝澤ななみ先生の著書という安心感もありました^^
さかなさんの簿記3級の勉強法
さかなさんの勉強の流れは以下の通りです。
A型らしく、きっちりと頭から順番に参考書を1周しました。
各章末の基本問題もその都度解く→間違えたら戻る→もっかい解くを丁寧に繰り返します。
参考書を一周したら、問題集に行く前に各章末の基本問題のみもう一周します。
最初の方はけっっっこう忘れてるものなので、解けなくても焦る必要はありません。そういうもんです。
分からなかった問題は該当する箇所に戻って丁寧に参考書を読み込み、記憶の穴と苦手を潰していきます。
時間の許す方は基本問題だけじゃなく、もう一周参考書を読み込むのがベストです。
一度最後まで学習したからこそ「これはそういうことだったのか!」と腑に落ちる所が多々あります。
基本問題で間違えた所のみ、もう一周して確認します。
なかなか問題集に行かないさかなさん…。
参考書の基本問題を全てさらさら解けるようになって初めて問題集に手を伸ばします。
この時点で試験3日前です。
やばいです。
問題集一周解き終わったのは試験開始の数時間前でした。
今思うとさすがに試験当日に詰め込みすぎた気がします。
『みんなが欲しかった〜』の問題集には模擬試験が3回分付いてるんですが、1回もできませんでした。
とても万全とは言えないですが、私はこの状態で試験本番に臨みました!
時間のある方はこの後
問題集で間違えたところのみ1周
→時間を測って模擬試験を解く
→間違えたところに戻って参考書を読み込む
という流れで勉強するのがいいと思います!
試験まで時間ないのにどうしてなかなか問題集をやらないの??
問題数をこなすより、基礎を固める方が大事だからだよ!
私は簿記に限らず、基礎問題を自信を持って解けるようになるまで応用問題には進まないよ!
地盤がゆるいところに無理やり家を建ててもすぐに壊れちゃうからね!
さかなさん流、簿記3級の勉強をする時に大事なこと
私が簿記3級の勉強をする時に意識したポイントは以下の通りです。
- 簿記の目的と流れを把握してから勉強を始める。
- 板書を取りながら進める。
- 極力丸暗記はしない。
- 問題文には書き込まない(ネット試験で受験する場合)
- ①簿記の目的と流れを把握してから勉強を始める。
-
私が使った『みんなが欲しかった〜』の場合、最初に“簿記ってそもそもなに?”を説明する項があるので、読み流さず、しっかり読み込んでから勉強を始めました。
簿記の勉強は、全体像と“全体の流れの中で自分が今どこにいるのか”を意識しながら進めないと、自分が今何を勉強しているのか分からなくなります。
- 簿記の最終的な目的:財務諸表(損益計算書と貸借対照表)を作成すること
- 財務諸表を作成するまでの流れ:『仕訳→総勘定元帳→試算表→決算整理→財務諸表→勘定を締め切る』
この2点を頭に入れておくと途中で迷子にならず、勉強の効率が上がります。
- ②板書を取りながら進める。
-
これはほぼ私の趣味です(笑)
『みんなが欲しかった〜』には“図解”という、板書に相当する項があるので、本来改めて板書を取る必要はないのかなと思うんですが。
ただもう、私は学生時代から『頭(考える)』『口(声に出す)』『耳(自分の口から出た言葉を聞く)』『手(書く)』『目(それを見る)』の5つの器官をフルに使って学習するのが癖になっているので、今回も当然のように板書取ってました。
苦じゃない人は試しに板書取ってみるのもいいかもしれません。
頭の中が整理されますよ。 - ③極力丸暗記はしない
-
例えば、初学者が最初につまずきがちなポイント『簿記の5要素』
簿記では取引により増減するもの(たとえば現金、商品、手形など)を5つの要素(資産、負債、資本、収益、費用)に分けて処理をする必要があります。
なので、まずはその増減するもの(=勘定科目)が5つの要素のどれにあたるのかを覚えないといけないんですが、私は断固として丸暗記は避けました。
こじつけでも何でもいいので、とにかく腑に落としながら覚えるようにしました。
丸暗記だと本番の緊張で飛んじゃったりするんですよね。応用も効かないし。
ただ、どうしても『これはそういうもの』と割り切らないといけないルール的なものもあります。
『みんなが欲しかった〜』ではそういうものは『これはそういうものだからそのまま覚えて』とあらかじめ教えてくれるので、そのような記載があるものは諦めてそのまま覚えました。
- ④問題文には書き込まない
-
>>ネット試験のメリット・デメリットと注意点で解説したように、ネット試験は問題文も解答欄もパソコンの画面上なので、問題に書き込むということができません。
白紙にメモを取りながら解き進める必要があります。そのため、最初から問題文には書き込まずに解くよう意識しました。
ただ、少し迷ったんですが、解答用紙は使用しました。
※『みんなが欲しかった〜』の場合、別冊で解答用紙が付属します。公式HPから印刷して使用することもできますまずは“どこに何を書くか”を感覚として掴む方が大事だと判断したからです。
参考書の基本問題をすらすら解けるようになった後、問題集からは解答用紙にも書き込まず、白紙で解く練習をしました。
まとめ:結局正攻法が一番だ!(さかなさんの場合)
以上、さかなさんの簿記3級の勉強時間や勉強法をつつみ隠さず公開いたしました!
まとめます!
- 勉強日数:16日
- 勉強時間:48〜64時間(1日3〜4時間)
参考書を頭からしっかり読み込む。
↓
参考書の基本問題だけもう一周する。
(時間があれば参考書自体をもう一周読み込むことを推奨)
↓
基本問題で間違えたところだけもう一周する。
↓
問題集を解く。間違えたところはその都度参考書に戻って読み込む。
※以降時間があれば
問題集で間違えたところのみもう一周する。
↓
時間を測って本番のつもりで模擬試験を解く。
↓
間違えたところは参考書を読み込む。
- 簿記の目的と流れを把握してから勉強を始める。
- 板書を取りながら進める。
- 極力丸暗記はしない。
- 問題文には書き込まない(ネット試験で受験する場合)
語り尽くしたね〜
お疲れ様でした。
この記事がこれから簿記を受ける人の何かしらの力になれば幸いです^^
何か質問等あれば私が答えられる事には全てお答えしますので、コメント欄・問い合わせ欄・Twitterからお気軽にどうぞ!
※ただし、勉強法についてのアドバイスはできても簿記の問題の解説はできません。さかなさんは講師でも何でもないただのフリーランスです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
簿記試験応援してます!
⇩質問等はコメント欄か管理人のTwitterまでどうぞ
おしまい
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