はじめまして。さかなの夫です。あのみどりのメガネかけたやつです。
妻が充電中のため、ブログの鮮度が落ちないように代理で執筆させていただきました。
わかりやすくいうと、のっとったというカタチです。
もう、10年近く前になりますが、私はアフリカの(決して大きくはない)ウガンダという国に2年間居住していました。
ウガンダと言えば、ホットな話題“オリンピック選手が日本で失踪”がありますが、それ以外にも“オリンピック選手にコロナ陽性が出た”とか、少し前だと“エボラ出血熱という、致死率50%よ感染症が流行ってる”など。
日本だと不穏なニュースぐらいしか伝わってこないのが残念なところです。
しかしながら、これ以上ウガンダについて話していると、どんどんカレーから遠ざかっていくので、ウガンダトークはこれにて自重します。
ウガンダのドがつく田舎に住んでいたので、食材ばかりか調理器具すら限られます。
でも、カレーは食べたくなる。
そこで生まれたのが、私のカレー論です。私の思い出のカレーでもあります。
そのカレー論とはすなわち
『甘いものと辛いものと酸っぱいものとしょっぱいものとまったりしたものの5つを組み合わせれば、カレーになる!』
というものです。
代表的なものをあげますと
- 甘いもの…砂糖、あまい果物、チョコ、かき氷シロップ
- 辛いもの…唐辛子、コショウ、ラー油、しょうが
- 酸っぱいもの…レモン汁、酢、ケチャップ
- しょっぱいもの…しょうゆ、みそ
- まったりしたもの…牛乳、ヨーグルト、ゴマ
ざっくり分けていますが、ふたつ以上にまたがった存在もあります。
たとえばヨーグルトは酸味+まったり。などなど。
味付けのポイントとして、五つにわけたうち、取り返しのつくものと取り返しのつかないものがあるので要注意です。
甘いもの、酸っぱいものはほかのものでごまかせますが、辛いものと、特にしょっぱいものは入れすぎると取り返しがつかないため、水分で薄めるしかありません。
まったりしたものは入れすぎることがなかったのでよくわかりませんが、牛乳は思いのほか白くなるので要注意です。
ビジュアルへの影響が大きいのです。
茶色くてカレーぽかったのに、少し入れただけでシチューのようになり、あわあわします。
基本的な作り方としては、煮込む時間を短縮しつつ、ドロドロした感じを出すために、玉ねぎ、ニンジンなどの野菜をすべてすりおろします。
玉ねぎ、ニンジンはぜひ入れたいところです。
他に余ってる野菜があったら何を入れてもいいでしょう。カレーですから。
肝心の味付けですが、家にある調味料や冷蔵庫の中身をみて、これは五つの分類のなににあてはまるかなあと考えながら、カレーっぽくなるようにちょこちょこいれて味見をしていきます。
「もう少ししょっぱい方が…」
「コクがないからまったりを入れてみるか…」
「ケチャップもう無くなりそうだから全部入れちまえ」
といったような感じです。
たいていビビりながら少量ずつ入れていき、そのうち慣れて調子にのって入れすぎて修正修正に走るのがいつものパターンです。
調味料はたくさんの種類を入れるのがオススメです。
あまり意味はないかもしれませんが、入れた調味料は、きっと活きており、影響を与えてくれているはず。
なんかカレーってそんな感じ!
以上が作り方です。
感覚が勝負です。
似たような味は作れても、同じ味は二度と作れません。一期一会のカレーと言ってもいいでしょう。
次回、実際に作ってみましょう
こうご期待!
のっとられちゃってんじゃん
ちなみに夫の作るこのカレーは、マジでうまい
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